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展示会・セミナー案内

合同検証会で紹介したミリ波SDKです。

合同検証会で紹介したミリ波SDKです。     ━━━2026/03/31 No.87━━━

さる3月17日(火)にローカル5G普及研究会の合同検証会が開催されました。100名(78社)を超える過去最多のお客様に来場頂きました。有難うございます。展示参加者を含めると217名とのことで盛況でした。懇親会も各社の紹介があり楽しく盛り上がりました。

弊社のデモ展示は2種類ありました。一つは、ISAC(Integrated Sensing and Communication)でした。もう一つは、オープンソースのミリ波SDK(System Development Kit)でした。このSDKは初登場でしたので、来場頂けなかった方々にもこちらのメルマガで紹介致します。

下記の写真がSDKの全体写真で4段構成です。一番上は、アナログ・デバイセズ製のDRAGONFLY 28GHz アレイアンテナです。次の2段目は、暗くて見えずらいですが、GPSクロックで、GPSから10MHz,1pps,122.88MHzクロックを用意します。122.88GHzは、アレイアンテナとSDR(ソフトウェア無線機)に供給してRFとA/D,D/Aサンプリングを同期させます。3段目にあるのが、自社開発SDRでMPSoCのFPGAとADI製AD9988のMxFE(Mix Front End)で構成されています。最後に一番下にあるのがPC部ですが、NECソリューション製Embedded+です。CPUはRYZEN7でVersalのFPGAもあります。

ミリ波SDK(System Development Kit)

アレイアンテナを除くラックの部分の大きさは、250x340x300mmと非常に小型になりました。この大きさでミリ波5Gの基地局や端末になります。実験局免許は必要ですが、ひょいと持ち出して実験できる大きさです。機器間の配線も接続済みですので、屋内・屋外で素早く気軽に実験が開始できることを目指しました。
ノートPC向けのCPUのため演算能力には限界があり、FR2の帯域は50MHzと狭帯域です。今後、FPGAを動かして処理能力を上げたいと考えています。MATLABでオフラインの信号解析ならCPU処理能力は関係ないため、400MHz以上の高帯域でも対応可能です。

下記の写真は合同検証会現場の展示写真です。基地局(左)と端末(右)のSDKが対向で置かれ疎通していますが、SDRを同軸で接続しており電波は出していません。ミリ波の微弱電波を送出しているのは、ISACのデモです。缶を立てておくと、反射した電波を拾って、缶の位置を画面に表示してました。さすがに微弱電波のためはっきりと位置は表示されませんが、薄くなんとなくセンシングしていることは理解頂けたと思います。微弱でなければくっきり出ます。

合同検証会でのISACデモ

このSDKの特徴は、自由にビームが振れることです。ISACをはじめ、6Gに向けてビームステアリングが重要な課題です。

小型でリーズナブルな価格になったミリ波SDKで実験しませんか?

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